地域脱炭素を実現するための勉強会(第4回)

 12月17日、第4回「地域脱炭素を実現するための勉強会」がタワーホール船堀で開催されました。今回のテーマは「住まい」。住宅の断熱について学びました。講師は、建築士でリノベーションコーディネーター協会理事長の瀧澤佐江子さん。住まい方のポイントは「ふくし」、「ふ」は「普段の」、「く」は「暮らしの」、「し」は「しあわせ」なのだそうです。健康な住まいのために、①ストレスフリーな間取り、②目的に合わせた材料選び、③体内リズムを整える照明、④空気環境、⑤人と地球に優しい熱環境、5つの面から解説されました。そして、参加者で住まいに関するディスカッションも行われました。③では、日の光と体内リズムは一致していて、夕方になり夕日の光ではなく白色蛍光灯の光を浴びるとリズムを崩すとのことに驚かされました。

 このほか、匝瑳市バスツアーの報告、匝瑳市から自然エネルギー由来の電気の供給を受ける松江第一中学校の生徒が脱炭素について学んだ発表資料も展示され、参加者が興味深そうに見ていました。