市民・地域共同発電所全国フォーラムに参加

10月5日(金)~7日(日)まで、長野県飯田市で開催された「市民・地域共同発電所全国フォーラム」に参加してきました。第10回目となる今年は「エネルギーで地域が豊かになる」をテーマに、延べ400名の方々が集まり、市民・地域が共同で建設する再生可能エネルギー発電所のさらなる展開に向けて討論が行われました。

地域再エネ事業を支えるしくみ作りの分科会では、環境エネルギー政策研究所の古屋研究員からスペイン・バルセロナ市でのエネルギー主権を掲げた政策作りについて報告があったり、自然エネルギー信州ネットの浅輪事務局長からは「市民は行政のできない部分を補ったり、行政内部の調整を担うことで協働を進めることができる」との意見が出されるなど、興味深いものでした。

また、7日のエクスカーションでは、市民手作りによる100%再生可能エネルギーハウス「風の学び舎」や自治会による再生可能エネルギー発電事業について視察しました。自治会発電事業では、停電時の自立運転モード利用にあたっての説明書が掲示してあり、レジリエンス対策として有効だなと感じました。次回は、岡山での開催になります。