昨年12月、パリで開催された気候変動枠組み条約第21回締約国会議で国際的取り組みとして新たに合意された「パリ協定」が、本日発効しました。この協定は世界の気温上昇を産業革命前とくらべて2℃未満に抑えることを目標として、2050年までにCO2などの温室効果ガス排出量を実質ゼロにすることをめざしています。発効の条件は、55か国かつ温室効果ガス排出量55%以上の国々が批准することですが、1年足らずで発効することになりました。極めて異例なことです。
そして、とても重要なことは先進国だけでなく中国をはじめとする途上国やサウジアラビアなどの産油国全ての国々が参加していることです。環境NGOなどでは、パリ協定を分かりやすく紹介したパンフレット配布や動画配信を行っています。ぜひ、ご覧ください。
◆CAN-Japan パンフレット http://www.can-japan.org
◆WWF-Japan動画 https://www.youtube.com/watch?v=nnpS0_mL0OY