努力や我慢をせずに、寝ててもできる省エネだったら始めて見ようかと思いませんか?『ものぐさ省エネ』ならば省エネ製品に買い替えることによって、合理的に「省エネ=二酸化炭素排出量削減」ができるのです。このため、省エネ家電への買い替えと効果についてワークショップ形式で体験できる、省エネゲームを開発しました。このゲームは、『Ecoエコ省エネゲーム』という名前で、合同出版からも出版されています。なんと、二酸化炭素排出量40~60%削減も夢ではないのです!
『ものぐさ省エネ』で省エネできたら地球にやさしい生活だけでなく、当然財布にもやさしい生活ができます。これを逆手にとると、割高な省エネ型であっても、自己負担せずに買換えることだってできます。これを実現したのが、省エネ家電買換えサポート事業です。現在省エネ冷蔵庫買換えの無利子融資を行なっています。
省エネというと、我慢や生活レベルを下げるなどの精神論的な話を連想しがちです。足温ネットでは、省エネを少し違った角度からとらえて皆さんに紹介しています。それが『ものぐさ省エネ』と『節電所』です。
発電所は聞いたことあるけど『節電所』って何?
もし、街ぐるみで家庭の省エネができたとしたら想像して下さい。勘のいい方は気付かれたことと思います。そうです!新しい発電所が一つ立つのと同じ効果が生まれるのです。節電は発電と同じなのです。1か所に大規模な発電所を建設するのではなく、分散した節電所を「面」として展開させるのです。
大都市圏のエネルギーをまかなうのに、発電所建設予定地の自然や地域社会までを破壊する必要などありません。大都市圏だから有利な分散型エネルギーで、私たちなりの工夫をはじめてみましょう。
例えば、自治体自らが節電所になり、浮いた光熱費を原資に基金を作り、自然エネルギー導入、省エネ製品買換え助成などの環境施策に当てることも可能です。川越市では、市役所が節電運動で年間5000万円もの光熱費を節約しました。足温ネットではこのような環境政策の一環としても重要な意味を持つ『節電所』の環境政策提言を行ない、平成14年度「環境省環境政策提言」で優秀提言に選ばれました。