| 日本の発電所は、年間58%しか動いていない。つまり半分は休んでいる。しかしたとえばドイツや北欧の国々では、発電所は年間73%も動いている。
これは日本の電力需要の波が大きすぎるためである。ピークの需要が大きすぎる。ではもし日本がドイツや北欧並みに73%発電所を動かせるようになったとしたらどうなるだろうか。つまりピークの時の電気を、他の時間にずらした場合である。全体の消費量は減らないまま(つまり省エネは計算に入れない)と想定する。
実に全体の25%の発電施設が不要になる。原発は日本全体で22.5%しかないため(全体の40%を発電しているというのは、他の発電所を止めてまで動かしているためである)、全部を止めても困らない。つまり発電所の問題はピークの問題なのだ。それゆえ2003年の原発停止でも、電気は全く困ることがなかったのだ。 |